沖縄のいま

星英雄:「沖縄の民意をスルーしない」で、沖縄と連帯しよう

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「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会(埋めるな!連)」の呼びかけで、24日から26日まで3日連続で「️沖縄の民意を踏みにじるな! 議員会館前 ランチタイム連続行動」が行われている。25日の昼過ぎは、「沖縄の民意をスルーしないで!」の横断幕を中心に、有志がスタンディングしていた。横断幕の「傍観は差別の加担者と同じです」の文字が厳しい。そう、沖縄の問題はわれわれ1人1人の問題なのだ。

沖縄県知事選が終わってまだ1カ月も経っていない。県知事選は辺野古新基地建設反対の玉城デニー知事が沖縄県知事選史上最多の39万6632票を獲得し、対立候補に8万票以上の大差をつけて圧勝した。沖縄県は埋め立て承認の撤回をし、辺野古新基地建設工事を止めている。

これほどはっきりした沖縄県民の「辺野古ノー」の意思を、安倍政権は踏みにじろうと躍起だ。沖縄防衛局が行政不服審査法を悪用して、撤回取り消しを求める審査請求と執行停止を国交相に申し立てた。行政不服審査法はその第1条で目的を明確にしている。

「この法律は・・・国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする」。権力から国民の権利利益を救済することが目的なのだ。強大な権力者の国が、あたかも「私人」であるかの如く装って、行政不服審査法を利用することは許されない。しかも、沖縄防衛局が「訴え」、国交相が「裁く」ことが許されるなら、国家権力はなんでもできることになる。そうなれば日本は、法治国家でも民主主義国家でもないことになる。

許すな安倍政権を! われわれ主権者国民はは「沖縄の民意をスルーしない」で、沖縄と連帯して闘おう。

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