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星英雄:名護市議会議員選挙の結果をどうみるか

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注目の名護市議会議員選挙は、辺野古新基地建設反対の野党が12議席、中立1議席、辺野古新基地建設推進・容認の与党13議席の結果となった。この結果をどうみるか。

地元紙琉球新報は野党、中立に加え公明2議席も含めて15人、「辺野古移設に反対過半数」と報じ、沖縄タイムスも「辺野古反対は過半数」と報じた。

辺野古新基地建設反対の野党陣営の関係者はこういう。「渡具知市長とその与党のねらいは、与党で過半数を獲得し、野党を過半数割れに追い込んで、市長と与党で辺野古新基地建設を自由に推進できるようにすることだった。しかし、劣勢だった野党は大健闘、与党は過半数を獲得できず、その目論見は実現しなかった」(市議選の構図は〈星英雄:名護市議選は再編交付金をめぐる攻防 辺野古新基地を造らせないために〉参照)

市議選の結果を見るポイントの1つは、公明党をどう見るかだ。
前出・野党陣営の関係者はいう。「公明党は渡具知市長の与党です。辺野古新基地推進の市長と一体なのが与党です。新基地建設を受け入れる見返りの再編交付金を財源にした施策を与党として推進。そんな公明党に幻想を持ってはいけない」

公明党を含む与党が過半数を制することができなかった。渡具知市長とその与党の「過半数制覇」の野望実現を阻んだことに市議選の意義があったといえる結果だ。別の言い方をすれば、2月の市長選では大差で負けたものの、辺野古新基地建設反対の世論がなお根強く存在するということにほかならない。

〈現地から送られてきた写真。当選した大城敬人さんと握手する島袋文子さん〉

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