沖縄差別・基 地・安保

杉浦公昭:「戦争する国造り」と対決する 辺野古の米軍新基地建設への非暴力直接阻止行動

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保守政権は、「戦争する国造り」のための様々な法律を作り、その総仕上げとして憲法改悪を企んでいます。一方、沖縄戦の鉄の暴風から、辛うじて生き残ったオジイ、オバア達は、自らの命を懸けて、人殺しのための基地は絶対造らせないという堅個な平和の心を持って、非暴力の座り込みをしています。

この対決が、沖縄県名護市の辺野古の海岸で、米軍要塞基地新設と絶滅危惧種のジュゴンが住み、北限の珊瑚が美しい自然環境破壊を巡って闘われています。私も、戦争反対の実践として2007年から毎年春秋各1週間ずつ地元の新基地反対住民の座り込みに加えて頂き、闘ってきました。

今年は、1月に名護市市長選が行われ、また4月に辺野古―500人結集―「奇跡の1週間」がキャンプシュワープゲート前で開かれ、腰痛を堪えて杖を頼りに参加しました。座り込みには、伊江島の反戦地主の故阿波根昌鴻氏らが、ガンジーに学んで、非暴力直接行動する際の「陳情規定」三条件(手を耳より高く上げないこと、暴言を吐かないこと、座り込み村長の指示に従うこと)の確認を求められました。

沖縄の祖国復帰運動を闘った故瀬長亀次郎氏は「弾圧は抵抗を呼ぶ、抵抗は友を呼ぶ」と言いました。座込みへの国家権力による不法不当な暴力的強制排除は、平和と民主主義を求める全国の仲間の参加を呼び起こしています。

折しも南北朝鮮間と米朝間の首脳会談が成功し、年内の朝鮮戦争の終結が明記され、在沖縄米海兵隊の駐留理由が無くなります。この好情勢を反戦勢力は、内外に訴えるなど主体的に利用すべきと考えます。

新基地建設現場は、仲間の連帯意識を高めると共に、現政権の「戦争する国造り」の中身を実感し、その反対闘争を通じて主権者の政治的自覚を高める学習の場になって居ます。ここで体得した政治的観点は、全国に広がり、立憲主義の回復と共に平和と民主主義の発展に寄与しつつあると考えます。(2018年7月5日記、日本科学者会議埼玉支部代表幹事)

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