沖縄・那覇市の「不屈館」から、クラウドファンディングのお願いが届きました。不屈館は、「民衆のための資料館」を目指しています。
「沖縄の祖国復帰と平和な社会の実現を目指して命がけで闘った、瀬長亀次郎(元衆議院議員)が残した膨大な資料を中心に、沖縄の民衆の戦いを後世に伝えようと設立された資料館です。
今後、県民の皆様からの資料も収集し、沖縄の戦後史、特に米軍統治下の民衆の歩みが学べる場所となるよう充実させ、県内外の学校の平和学習の場所としても活用して頂きたいと考えています。
不屈館は、民衆の支えによる民衆のための資料館を目指し、会員制で維持、管理されます。多くの皆様のご賛同とご協力をお願い致します。」
しかし、新型コロナウイルスの問題もあり、大変な困難に直面しています。不屈館の訴えに耳を傾けてください。
「不屈館は4月以降の団体様の予約は全てキャンセルになり、現在は開館しておりますが、毎日閑古鳥が鳴いている状況で、スタッフがSNSを通して宣伝活動をし、なんとか頑張っております。
この度、不屈館は今のこの現状から抜け出したいという思いから、朝日新聞社が運営するA-portクラウドファンディングに挑戦することになりました。6月22日から10月19日まで(120日間)A-portのサイトで掲載され、https://a-port.asahi.com/projects/keep-fukutsukan/ ご寄付を募ります。」
明日、6月23日は日本軍の「捨て石作戦」とされた沖縄戦の戦没者を悼み、平和を祈る慰霊の日です。沖縄に心を寄せる皆さん、辺野古新基地建設など沖縄の現状に心を痛めている皆さん、ご協力よろしくお願いします。