「平和といのちと人権を! 許すな安倍改憲発議─5・3憲法集会」が、同実行委員会の主催で、東京・有明防災公園で開かれました。主催者発表で、6万5000人の人々が集い、「安倍改憲発議を許さない」「選挙で安倍政権を終わらせよう」と、強い決意を示しました。
会場は「許すな改憲発議」、「安倍政権退陣」のプラカードで埋まりました。
メインスピーカーとして音楽評論家の湯川れい子さん、辺野古県民投票の会代表の元山仁士郎さん、京都大学教授の高山佳奈子さん、ジャーナリストの永田浩三さんがスピーチしました。
83歳でいまも現役の湯川さんは「人間が人間を殺すことを恥じなきゃいけない。人間だけが戦争をしている。憲法9条は世界の宝だ。憲法9条をまもるために残りの時間をかけたい」と話し、元山さんは「県民投票後も埋め立て工事は続いている。なぜ沖縄の民意が反映されないのか」と訴えました。
高山さんは「いま変えるべきなのは、憲法ではなく政権」、安倍首相と同年生まれの永田さんは「嘘にまみれた安倍政権を終わりにしよう」と呼びかけました。
立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎、日本共産党の志位和夫、社会民主党の又市征治、沖縄の風の伊波洋一の各氏もあいさつ。改憲阻止、野党共闘などについて訴えました。
会場には続々と人々が集まりました。
メイン集会の前にはコンサートも行われました。