沖縄のいま

沖縄県知事選について②:沖縄県知事選での勝利を全国へ

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桃井勝

9月30日投開票で行われた沖縄県知事選挙。前知事の翁長さんのあとを継ぐ玉城デニーさんの応援に4泊5日で行ってきました。那覇市古波蔵にある県の統一連事務所で、瀬長和男さんの指示に従っての行動でした。

1日目、2日目は地域へのビラ配りで、特に2日目に行った午前中の与那原町と午後の南風原町は山坂が多いうえに、一軒一軒のポストが玄関への階段の上にあるという造りで、炎天下のビラまきとしては最悪のコンデションでした。 顔中、体中から汗が吹き出し、フラフラになりながら、一枚一枚届けていくと「ご苦労さん」と声をかけてくれました。会って話ができた人達はみんな「デニーさんに入れます」「入れました」といい、「(相手の)アツシになったら、みんな騙される」「俺も、昔は労働組合をやっていた。デニーでなければ」と励ましてくれる人ばかりでした。

工事現場の近くを通った時、現場の労働者が「ビラを2枚くれ、東京から来たの!ご苦労さん」といってくれたのも印象的でした。県の統一連での瀬長事務局長は言いました「相手側は、名護の市長選のやり方を踏襲して、闇で動いている。表に出ないで町中を静かにして、投票率を下げ、期日前で勝とうとしている。こっちは、表にでて、街頭宣伝やビラ配りで明るくやり、投票率を上げていく」と戦術を語っていました。

さらに「沖縄の知事選で勝利し、それを全国へひろげよう」と展望を語りました。2月に名護で市長選がありました。その時の安倍政権のエゲツない選挙のやり方(SNSで若者へフェイク情報を流す、期日前で「人さらい」のようにして投票させるなど)で選挙へ信頼が失われかけていましたが、沖縄県民は見事にその憂いを払拭してくれました。(沖縄県民と連帯する府中の会)

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