沖縄のいま

不屈館:三大選挙から学んだこと。それは共闘

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今、オール沖縄は正念場を迎えています。安倍政権はさほど支持率を落とさず、昨年から始まった地方選挙ではオール沖縄勢力の劣勢が続いています。2月の名護市長選では辺野古基地建設反対を訴えた稲嶺氏が敗北、政府は8月17日にも辺野古の海域への土砂投入を始めることを沖縄県に通知してきました。埋め立て工事は、原状回復が難しい段階に突入し、既成事実化によって秋の県知事選での争点化を避ける狙いがあるようです。

この県知事選に敗北すれば、もはや辺野古の新基地は止められず、戦後70年以上も続いてきた「基地沖縄」の固定化は決定的となります。この闘いにはどうしても勝たなければなりません。

1950年、群島知事選挙に立候補した瀬長は、県民はいまシルー・クルー(白黒)で争うべきではない、統一と団結を打ち固めて為政者に訴えるべきと、次のように説きました。

このセナガひとりが叫んだならば、五十メートル先まで聞こえます。
ここに集まった人々が声をそろえて叫んだならば、全那覇市民にまで聞こえます。
沖縄九十万人民が声をそろえて叫んだならば、太平洋の荒波を超えて、ワシントン政府を勣かすことかできます。

県民の力を結集して、沖縄の民意を日本へ、そして世界へ訴えていきましよう。

〈「不屈館だより」第11号から転載。不屈館は、沖縄の祖国復帰と平和な社会の実現を目指して命がけで闘った、瀬長亀次郎が残した膨大な資料を中心に、沖縄の民衆の戦いを後世に伝えようと設立された資料館です〉

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