沖縄のいま

金城武政:埋立承認撤回、県知事選に勝利し、辺野古新基地を阻止しよう

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沖縄の皆さん、全国の皆さん、辺野古の金城武政です。私は仲間とともに、ウェブサイト「沖縄を考える」(http://kangaeru.okinawa)を立ち上げました。辺野古・沖縄の思いを全国に届けたい、全国の沖縄を思う心を沖縄に伝えたい、そんな考えからです。「沖縄を考える」から、皆さんの思いを発信してくれることを願っています。

私は幼少期から辺野古で暮らしています。辺野古・大浦湾の恩恵を受けて成長してきた人間として、自然豊かな辺野古・大浦湾を壊して新基地を造ることに、強く反対します。私たちの命、生活を犠牲にする新基地建設を許すわけにはいきません。

いま沖縄では、米軍の流れ弾疑惑が大きな問題になっています。名護市にある農作業小屋の窓ガラスを突き抜けた銃弾は、間違いなく米軍の実弾演習の流れ弾だと思います。これまで何度も米軍の実弾演習で私たち住民の命が脅かされてきた歴史があります。元凶は米軍キャンプ・シュワブの存在です。

辺野古新基地建設が強行されると、辺野古は人間が暮らせる環境ではなくなると思います。いまでもオスプレイの低周波音に悩まされ、オスプレイは必ず墜落するという恐怖のなかで暮らすことを住民は強いられています。新基地は、オスプレイ100機体制になるという恐ろしさです。

さらに、造られようとしている新基地は、米軍の基準(高さ制限)さえ守らない危険なものです。住民は米軍機の低空飛行による事故の恐怖から逃れられません。

ましてや軟弱地盤、活断層のうえに造られる辺野古新基地は大事故の危険が付きまといます。

安倍政権は住民の命、尊厳をなんと考えているのか。

沖縄県民に対し、安倍政権は弾圧、差別が露骨です。1997年12月の名護市民投票以降県知事選を含めて、私たちは何度も何度も辺野古新基地ノーの民意を突きつけてきましたが、歴代政府は聞く耳を持ちません。座り込みの人たちを暴力で排除し、強権で違法な工事を強行し新基地を押し付けてきていることに対し、私たちは諦めずに抵抗し、闘うしかありません。

辺野古新基地建設反対の闘いに、子供たちの未来、人間の未来がかかっていると思います。沖縄がここまで発展してきたのは、戦争の恐ろしさを知っているからだと思います。

戦後、おじい、おばあたちは廃墟となった沖縄の復旧復興に大変な苦労をしてきました。そしていま、未来のある子供たちのために平和な沖縄であってほしいと願い、辺野古のゲート前に座り込んでいるのです。

安倍政権は8月半ばにも大浦湾に土砂を投入する構えです。私は埋立承認撤回、そして11月県知事選で勝って、辺野古新基地建設を阻止したい。

国民のみなさん、力を貸してください。沖縄県民と連帯していっしょに闘いましょう。
辺野古の現場に来て、見て、感じたことを全国に伝えてください。

闘いはいざ、辺野古に集まれ!!

 

 

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