沖縄・那覇市にある「瀬長亀次郎と民衆資料 不屈館」から送られてきた「不屈館だより」第12号に「辺野古の闘いの歩み」が特集されている。戦後、米軍の土地強制収用に反対する闘い、具志川村(現うるま市)昆布の土地闘争、そして1997年に辺野古の住民が「命を守る会」を結成し座り込みをはじめたことなど、米軍基地に反対する沖縄民衆の闘いの歴史が記されている。いま闘われている「辺野古の闘い」は、戦後沖縄の民衆の闘いを受け継ぎ、民衆の闘いとして日々闘われていることがわかる。同特集は、「国家の詭弁によるこれ以上の基地の押し付けを断固拒否する」ことこそ、沖縄県民の意思であると強調している。「不屈館」の了解を得て、特集を紹介する。