22日、那覇・新都心公園で「玉城デニーうまんちゅ大集会」が開かれた。8000人の大集会は県知事選を勝ち抜くために、各人が携帯電話で10人以上に玉城デニー支持を広げ、期日前投票の取り組みを強めることを参加者に訴えた。玉城デニー候補の辺野古新基地建設阻止に関するスピーチと、呉屋盛將「ひやみかち・うまんちゅの会」会長の経済に関するスピーチを紹介します。
玉城デニー・沖縄県知事候補
辺野古に新しい基地は絶対に造らせない。普天間は閉鎖・返還です。戦争で奪われた土地は沖縄県民に返すべきです。
私たちは改めて誓いましょう。この選挙で玉城デニーとともに、日本政府からアメリカから沖縄を取り戻す! ウチナーンチュの手に取り戻す! 子供たちのために取り戻す!
平和あっての経済、経済あっての発展。多くの皆さんと喜びを分かち合うために、玉城デニーは先頭に立ってがんばります。
呉屋守將「ひやみかち・うまんちゅの会」会長
基地と経済はコインの裏表です。
新都心そのものが具体例です。昔は米軍基地、今は多くの商店街が立ち並び、住宅が建ち、市民が住んでいます。こんなにもすばらしく変わるんです。
経済発展の余地は米軍基地が握っています。那覇軍港の南岸をご覧ください。あそこは兵站基地として確保されているが、実際は使われていない。しかしポテンシャリティー(潜在能力)は大きい。
空港のすぐ隣です。10分で行けます。商業港としてリゾート都市として開発すれば、そこでチェックインして飛行機にも乗れる。そんな可能性を持っています。
政府は沖縄の県民市所得は低いというが、低くしているのは誰なんですか、まさに天に唾するもの、沖縄県民に対する最大の侮辱です。
今度の選挙の争点は明確です。安倍政権言いなりの県知事という”国家公務員”を選ぶのか、われわれ沖縄県民の小さな声に耳を傾けるウチナーンチュの代表を選ぶのか。2つに1つです。