沖縄のいま

長谷川りゑ子:沖縄の闘いの現場で 2018年8月31日から9月6日沖縄メモ

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名護市長選挙のころから、沖縄の人が選挙に集中できるように代わりに座り込みたいと思い、市長選挙、市議会議員選挙、村議会議員選挙、そして9月13日告示、9月30日投開票の沖縄県知事選挙と続く沖縄へ町田から8月31日に出発した。

8月31日に沖縄県が辺野古埋め立て承認撤回を決定し工事は止まり、カヌー隊メンバーも名護市議会議員選挙で大城ヨシタミ予定候補を手伝っていた。辺野古で若い方たちが製作したマグネットシール「♡私はデニーさんを応援します」を南城市議会議員予定候補の宮城ヤスヒロさん事務所ほか選対事務所に持っていったり、9月1日は辺野古第一土曜集中行動に参加するため県庁前から「島ぐるみ会議バス」に乗った。

 

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玉城デニーさん知事選立候補表明を受けた壮行会集会で、大勢の予定候補者と市民が集まり800人の集会となった。辺野古テントでは「日本会議の野望」出版記念講演会のチラシが配られていた。俵義文さんが9月21日豊見城市、22日うるま市、23日那覇市、24日宜野湾市と連続講演をする。これは佐喜真前宜野湾市長が日本会議のメンバーであるためだ。

5日(水)朝7時~8時は普天間基地野嵩ゲート前行動、準備の6時半から市民が「子どもを守ろう」「OSPREY NO」などプラカードを持って集まってくる。世界一危険と言われる普天間基地に2012年にオスプレイが配備されてから続く月曜から金曜の毎朝の行動だ。私は「誇りある豊かさを 玉城デニー」の幟を持って、通り過ぎる通勤の車に手を振った。なかには、手を上げてくれる方、ライトで合図をしてくれる車、うなずきながら自転車で通る中学生もいた。この行動はFacebook赤嶺和伸さんのページに画像がある。

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大型ヘリの窓枠が落ちた普天間第二小学校では米軍へりが近づく度に小学生が避難をして、運動場に屋根がある簡易なシェルターが作られた。「なぜ子どもたちが避難しなければならないのか」と保護者は憤り、疑問を持ちながら声を上げられない方々も多い。

アメリカの法律により米軍住宅のうえは飛ばない米軍ヘリとオスプレイ。まさに沖縄に7割以上の米軍基地を押し付けて暮らしている私たちの問題だ。

7月27日に翁長雄志知事が全身の力を込め翁長樹子さんに支えられて表明し、8月31日に沖縄県が決定した辺野古埋め立て承認撤回にこれまでにない自信と期待も大きい。しかし政府防衛局が、選挙後直ぐに砂利運搬を始めることを警戒して10月1日(月)未明からの本部港、辺野古に大勢の人を集めなければと準備している市民もおられる。(「沖縄とわたし」)

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