いま、西日本の各地では、豪雨による被害が出ています。お亡くなりなられた方のご冥福をお祈りするとともに、テレビに映る被害の大きさに復興への道の厳しさを痛感します。過去に例を見ない甚大な被害、政府は何をおいても、住民が元のような生活に戻れるように最大限の努力をすべきです。しかし、安倍政権が最大限の努力をしている姿が、私たちに見えてきません。
安倍政権は、この重大事に何をしている
テレビで多く発信されるのは、国民のボランティアを呼びかけるものばかりで、安倍首相を始め閣僚がこの重大事に何をしているのかわかりません。20万人いる自衛隊員、ヘリなどの機器を動員して対応すべきです。
美ら海を埋めるのではなく 抜本的な災害対策に
沖縄の辺野古では、アメリカ海兵隊のために3500億円も私達の税金を使って、新基地を安倍政権は造っています。
3500億円といえば、仮に2000万円の家を建設するとして、1万7千戸の住宅ができます。一昨年に完成した高江のヘリパッド建設では当初予算6億円が実に10倍の60億円にもふくれあがっていました。(建設反対の市民を排除する警備費なども含め)辺野古新基地建設の費用は、どこまで増大するかわかりません。一刻も早く建設をやめ被災地へその費用を回すことが、今一番安倍政権のするべきことです。
美しい沖縄の海を泥で埋めるのではなく、毎年起こる災害に対する抜本的な対策にこそ力をそそぐべき時です。
危機の際、遊んでいるリーダーはいらない
下の写真は、東京新聞の7月12日、2面に載った西日本で大惨事が起こっている時に宴会をやって大騒ぎしている自民党幹部たちの写真です。〈災害もなんのその、安倍首相を囲んではしゃぐ自民党国会議員の面々〉
東京新聞はこの前日にも、この問題を取り上げ、ツイッター投稿した西村官房副長官たちの行動を批判し「危機の際、遊んでいるリーダーはいらない」との政治評論家の声を紹介していました。(沖縄県民と連帯する府中の会)