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星英雄:辺野古・ゲート前で県民投票キックオフ集会

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紆余曲折を経て、全市町村参加・全住民参加の県民投票が実現する見通しとなった1月26日、辺野古のキャンプシュワブ・ゲート前で県民投票のキックオフ集会が開かれた。主催は「新基地建設反対県民投票連絡会」。主催者発表で3千人が参加し、辺野古新基地建設反対の県民の不抜の意志をアピールした。

<人は続々と>

<平田大海さん>

 

沖縄選出の国会議員、沖縄県会議員らが県民投票の意義を強調した。高良鉄美・オール沖縄会議共同代表は、県民投票が全権で実施されるのは県民の底力の結果だ。土砂投入・新基地建設がいかに日本の民主主義をおかしくしているか。主権者・県民の意志を示していこう、と訴えた。

キックオフ集会に先だって、ゲート前では辺野古新基地建設に反対する新たな動きが伝えられた。「名護市東海岸入会漁業組合」の設立を、同組合の新名善治事務局長が報告した。同組合は沖縄県により2度不認可とされ、やむなく任意団体として発足した。設立の意図を、新名さんはこう言った。政府は名護漁協から6億円で漁業権を買ったが、この組合は入会漁業権をたてに辺野古新基地建設の白紙撤回をめざしている。

<新名事務局長>

<ゲート前に座り込む人々>

この日は日本で最も早い名護市の桜祭りだ。寒緋桜を見に行くことはできなかったが、夕暮れ時、名護十字路の近くで少女たちの路上パフォーマンスに遭遇した。名護を若い力で盛り上げてほしい。

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